都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

宣伝続編

昨日のNHK教育で放送されたETV特集
ごらんになったみなさま、いかがでしたでしょうか。
好意的に、批判的に、いろんな受け止め方があると思われます。
クマ的には懐かしい光景と顔ぶれがおりましたので、それで十分でございました。
なかでも番組のラスト。
アフガンの大地で畑らしい場所で農作業にいそしむ集団の後ろで立ち上がった青年が、
畑の作物を手にしてほほ笑みながら警備の警官と話す様子がやや遠景に映る。
きっと視聴者をなんとなくいい感じにさせてくれるようなラストでございました。
クマもその青年が見ず知らずのアフガン人であれば、そのままいい感じになってかもですが、
あろうことかその青年がミルワイス君だったことに驚きでした。
ドライバーとして、ジャララバード事務所に彼が採用された日から知ってる者としては、
「最後の良い所を持っていくのがオマエかよ!!」ですよ。
まさに衝撃のラスト。
なにかと厳ついアフガンのヒゲ親父が多い中で、
若い彼は顔つきは優しく、どことなく頼りなく情けない、しかし柔らかい笑顔の持ち主。
そして彼の必死の言い訳・弁解は見てて面白かったりもします。(最低だな俺)
そんな彼はすでに当ブログでもこの写真で登場済みです。
イメージ 1
あほあほモード全開な左の彼です。
取材で撮影された多くの映像の中から、
あえて彼の笑顔をラストシーンのために拾い上げた映像編集に、プロの技術を感じます。
はるか遠いかの地まで取材、番組つくりに携わった皆様、良い映像をありがとうございました。
 
さてそんなETV特集をごらんになった滋賀県のみなさま。
ペシャワール会現地報告写真展「人・水・命~27年のあゆみ~」が
東近江市立蒲生図書館で今月18日から28日まで開催となっております。
私も動員令がかかっているので開催初日に会場へ出没です。