都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

モスクのお向かいの学校での授業風景

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ラホール訪問の機会を頂いた人たちに提出した報告書では、
問題点ばっか書いて授業風景とか書いてなかったような気がします。
完璧に手遅れですが、ここでフォローを・・・・、フォローになってないですね。
すいません。
上の写真は、2年生のパキスタン公用語であるウルドゥ語の授業。
学校は小さな工場があった建物とか。
実は2階には一般住人が住んでたりと、学校のための敷地じゃないんですね。
2年生の教室は学校の玄関です。写真の鉄扉は正門ですよ。
右で立ってるのがハディグル先生。
カーブル出身のパシュトゥンの人だそうです。シャルカミにパトゥ、やはりこうでなくては。
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ウルドゥ語の教科書です。内容的には日本の小学校一年生の国語レベルでしょうか?
お邪魔した時は単語の朗読でしたね。
ちなみに最初の写真で先生の横に立ってる少年が「キャプテン」と呼称される「級長」みたいな生徒です。
学校は1年から3年までの3クラスですが、先生は2人しかいないので先生不在の時は、
彼が授業の音頭をとってました。
なかなか気合いの入ってる少年で、2日目の訪問の時は我々が玄関を開けると
スタンドアップ」となぜか英語で起立の号令をかけました。
もう軍隊ばりの勢いのある声でした。
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そして、学校と言えば給食です。
正直なところ混ざって一緒に食べたかったですが、子どものご飯を分捕るのもアレなんでやめました。
美味そうです。
しかし、日本の給食を思えば、ものすごく量が少なくて。
写真のメニューはほうれん草とジャガイモを煮込んだもの、子どもの手にはチャパティがあります。
チャパティはナンと比べて生地が薄いし、お皿の中身も何人かで分け合ってたりとちょっと不安が。
訪問1日目と3日目はこのメニュー。
では、2日目は・・・・
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米ですよ。米が来ました。2日目の給食はいつもより頑張ってたような気が。
とても美味そうです。
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給食を食べたら授業はオシマイ。
何人かは残って掃除の時間。
給食で使ったお皿も子どもが洗います。
寒いのに冷たい水で洗います。えらいです。
ちなみに水は井戸からエンジンの付いたポンプでくみ上げてます。
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掃除も終われば下校の時間・・・
上の奴らはどこのクラスにも何人かいるお調子者のようです。
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はいはい、みんな気をつけておうちに帰るんだよ。