都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

子どもの頃の謎は謎のまま

今年もそろそろ寒くなってまいりました。
という訳で、押し入れからパトゥを取り出し、包まっております。
「あんたは遊牧民か」
と家族から言われた方も、この国のどこかに何人かはいるはずだと思っております。
クマの場合、部屋着の上はシャツですが、下がシャルワルカミーズですので、
見た目はさらに向こうらしくなってます。

ところで、子どものころは気付かなかったけど、大人になって考えてみると、
あれは一体なんなのだったのだ、という謎はよくある話です。
昨晩、夢の中で洞窟探検をしたおかげで、今朝からクマはその謎で頭が一杯です。
ついでに、そんな子どもの頃の話が、20年くらい前になっていることに、
さらなるショックを受けております。一人で勝手に自爆した気分です。

習い事をさせたくなるのが、親という生き物らしいのですが、
小学校に入学した年から数年ほど、西宮YMCAが実施していた野外活動友の会という
ものに参加していたことがあります。
どういうことをしているのかと言うと、ゆる~いボーイスカウトのような感じで、
ハイキングやらキャンプなどを毎月一回日曜日に実施するものです。
たぶん今でも同様の活動を、阪神間のYMCAではやっているのではないしょうか。
今朝から頭を悩ませるその謎は、その時に行って探検した場所です。
神戸市の六甲山系のどこかであるのは間違いないのです。
それもおそらく須磨あたりで、電車を降りたはずなのです。
そこから山の中へ入り、班ごとの自由時間になり、森の中をみんなで遊びまわる訳ですが、
問題の謎は、その森にあった古びたトンネルのような建築物です。
なんであんな森の中にトンネルがあったのか、いまだによくわかりません。
トンネルが長年にわたり、使用されていないことは明らかで、中は照明もなく真っ暗で、
水も少し流れて、ジメジメしていて、カマドウマという昆虫を知ったのも、あのトンネルの中でした。
トンネルは今どき珍しいレンガ造りのレトロなもので、相当に年季の入ったモノでした。
しかし、今もってあれが何のために、誰が造ったトンネルなのか、全く謎です。
しばらくの間、洞窟探検をした記憶として頭の中にありましたので、不思議に思いませんでしたが、
よく考えれば、レンガ造りなんですから人工の建築物なのです。
どう考えても、山の中でハイキングする人しか通らない森の中です。
レンガ造りなこと考えれば、建築年代はかなり古いような気がします。
いかに行政が税金を無駄使いするセクションだとはいえ、そんな無駄遣いをするでしょうか。
六甲山はハイキングをされる方も多いので、関係するサイトは多いのですが、
さっきから調べても、どうもそれらしいモノが見つかりません。
謎は今回も謎のまま眠りにつきます。
もっともクマは気になって、眠れそうにはありませんが

どなたか、心当たりのある方、ご教示ください。