先週、当ブログではイランが意地悪なせいで、アフガニスタンで燃料価格が急騰している話を掲載しました。
事態は全く改善していない模様です。
Rajio Free Europeでは先週の木曜日の抗議デモの様子が動画付きで報じられました。
カブールのほかに西部ヘラートでも抗議デモが行われたそうです。
今週もやっているのでしょうか?
ただ風向きの変化が感じられ、先週あたりは「イランの馬鹿ヤロー」的な記事が多かったのに、
「カルザイ政権がイランと仲良しだから、外務省はイランに物言えぬ」と政権批判な記事も。
記事中に上院議会のDr.Zalmai Zabuliのコメントとして
「it is an iranian puppet ministry」=「あんなのイランの傀儡省じゃい」
辛辣です。
日本でもこの件は毎日新聞で報道されました。
記事にあるように対抗措置として、イランとの商取引を禁止した模様です。
対抗措置どころか、逆に傷口がドンドン広がるのではないかと心配になります。
さらに高名な教授先生のブログでも解説が。
あまりに悲しい話じゃないですか。
これじゃあ助けを求めた先が狼みたいな感じじゃないですか。
代価としてケシ畑対策やらを無理矢理にでも押し付けてくる事は明白。
季節的に春になればケシも収穫時期とタイミングもバッチリすぎ。
だいたいロシア人に助けてもらうなんて、あのソ連軍と戦った誇りはどこへ行ったのですか?
こんなときにですね、日本が「代わりに調達しましょう」とか言い出したら面白い事になると思うのですがねぇ。
この前、インド洋で給油してたやんと思うのですが、ダメですかね?