都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

明後日の県知事選挙に想う

兵庫県に生まれて40年以上過ぎたが、

かくも醜悪な県知事選挙を見たことがない。

政策ではなく

フェイクを垂れ流して遊んでいる候補者がいる。

そもそもことの発端は斉藤前知事の不始末に他ならない。

かの告発文書を内々で処理できず記者会見の場で

燃料投下したのは斉藤前知事に他ならない。

斉藤前知事は己のために県民を分断し

N国の立花のような三流政治業者の侵入する余地を作った。

私はこれだけで斉藤前知事は知事職に値しないと思ってる。

日曜日は怒りを込めて投票したい。

 

 

ネットから情報を取るとは

好きな物語を取捨選択して消費する時代なんだと強く思う。

物語の中身に事実かフェイクかは関係ない。

物語の作り手は誰もが共感しやすいものを提示してくる。

いま斉藤前知事は「1人ぼっちで再スタート」という物語を提供している。

そこに共感が拡がっているのは疑う余地はない。

物語がフェイクだらけでも共感は拡がるのだ。

長い歴史をかけて積み上げられた日本の民主主義は「共感」という化物が壊していくだろう。

私たちはそんな時代を生きているのだ。