都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

京都な土日③京都市学校歴史博物館

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京都まで行って、歴史を学びに行かないのはおかしな話ですので、
阪急河原町駅を起点にウロウロすることにしました。
恥ずかしながら、あまり京都へ行ったことがないのでいい経験でした。
とりあえず、あたりまえに八坂神社なんてのはクマ的に却下でしたので、
おもしろい博物館はないかなと探していると、廃校を利用した博物館があると知り、行ってきました。
それが「京都市学校歴史博物館」です。阪急河原町駅から南西徒歩5分の距離です。
上の写真がその入り口。さすが京都、学校の正門がこれですか?
なんでも明治34年に建設された旧成徳小学校の玄関を移築したそうです。
1階の展示室は、資料展示用に改装してありましたが、2階、3階はそのまま教室です。
なんとなく懐かしい空気が漂う場所です。
館内の階段もまさに学校です。運動場もありますが、そこはなぜか立ち入り禁止でした。

展示内容は学校に纏わる資料なのですが、早いモノで京都で小学校ができたのは明治2年だそうです。
日本初の学区制の小学校で、64の番組という校区にわかれて始まったそうです。
当時、首都が東京に変わってしまい、新たな京都を造るために始めた近代化政策の一つが学校建設。
そういう激動な時代に目先のことより、教育に目が行くのはすごいことだと思うのです。
たしか、十津川の郷士も明治に入って学校を造ったというような話があったと思います。
昔の人はエライものです。
京都のお話、まだ2回くらいは続きます。