都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

第六話 もうそろそろ終わりにしてみたい

「三行では済まない話」というシリーズで始まりましたが、
漠然とした構想だけ頭に描いて始まり、筆の向くままいや、キーボードを叩く指のまま、
テキトーな進行で書いてると、なんだか三行と関係ない方向に進みそうなので、
シリーズ名をタイトルからカットしました。
毎度のことながら、テキトーでスイマセン。
ところで、昨日アップした第5話に対して、
朝だというのに山田さんからヘビーな内容の書き込みをして頂きました。
それが「常識」だと言われても、その常識はまだまだこの国の人たちには、
一般的な常識として共有されてないような気がするのですが・・・・・
さらに突っ込めるほど勉強していないので、今後の課題にさせてください。
 
2年前の今日・昨日あたりというのは、日本の報道関係者の口の軽さ、
もとい、情報収集力にビックリしておりました。
まあ、よくも関係者くらいしか知らないはずのジャララバードの事務所のケータイの番号を掴んでくるものです。
さすが、プロとしておきましょうか。言いたいことは山とありますがね。
「即時帰国」が当然のように言われましたが、ジャララバード周辺が急を要するほど治安が悪かったといえば、
「?」
と書かざるを得ないところがあります。
ここまで読んで頂いた方であればご理解頂けると思いますが、
現地事業はアフガン人職員にとっては雇用の場ですので、
日本の勝手な都合で事業を終了できるはずがありません。
ネット上にはいくつかどころでは済まないほど、2年前の件では批判的な文面が見受けられましたが、
その手の話を中傷として片付ける前に、NGOそのものについて、日本人が海外でなにかやってることについて、
ここまで理解が得られていないこと、認識が乏しいことに、深刻さがあると思うのです。
5回にわたって現地活動について、さまざまな認識の違い、幻想と現実とのギャップの存在を書いてきましたが、
それを正面切って正直にそればっかり話す必要はないにしても、良心とか、善意とか、慈善とか、
そういうどこか宙に浮いて、地に足がついていない話ばかりだと、
永遠に幻想だけを日本国内で話さねばなりません。(専門筋の本に書いても、無意味)
現実は地に足がついて、泥々になる話ばかり。
こうして大きな認識の違いを残したままにして、現実的な話が真に必要な時に、そのギャップが噴出したのが、
2年前の一部のネット上を含む各種の批判的なご意見なのかなと思います。
 
う~ん、今日もテキトーに書いてたらこんな話になってますね。
清貧体質の話を書くはずだったのにな~
それは、またいずれの機会にしましょう。
2年前の今日のこの時間(現地時間で)、翌日に控える給料日のため、約100人前の給料袋にお金詰めて、
事務所を引き上げたくらいの時間でしょうかね。いや、もう宿舎でミーティングの時間だったかな。
昨日のように思い出せる三日間です。