都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

写真展in京田辺市立中央図書館

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昨日より開催したペシャワール会の現地報告写真展in京田辺市立中央図書館。
自粛ムードな世の中、前から決定していたこととはいえ、主催者さんの決意には平伏。
また、展示・搬入作業には島本町でお手伝いしてくださった方も参加、ありがとうございました。
開催初日の昨日は平日にも関わらず、60人もの人が見学されていきました。
先月の大阪府島本町の会場と同じく多くの方が見て行かれるという事態。
いったいどういうことなのか。
戸惑いの方が大きいのです。
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全国各地を巡回している写真展。
いろいろと27年分の写真が展示されていますが、
事務局写真展担当曰く上のような写真を見て行って欲しいとのこと。
たった一本の水路事業だけで農村が復興したこと。
医療事業が主力だった頃から御支援してくださった方々には、
少々御不満や物足りなさもあるやもしてませんが、ここが見所であります。
なお今回も現地勤務経験者が会場を出没予定。
1日と2日に出没して、質問や解説を随時会場にて受け付けております。
会場は平日は午前10時から午後6時まで。
土曜日は午前10時から午後5時まで。
最終日の3日の日曜日は午前10時から午後3時で終了となります。
京田辺市周辺にお住まいの皆様、ぜひお越しください。
なお、ペシャワール会事務局写真展担当M氏によると、
まだまだ写真展を地域で共催して下さる個人・団体を募集中とのこと。
「たとえ離島でもお話しがあれば開催する」と話していましたし、この冬は雪深い地域でも開催しております。
厳しい時世の中ですが、自分の住む地域でひとつやってやろうじゃないかと、
一肌脱いでくださる方がいましたら、下記URLにある連絡先に御相談を
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/index_report_pic.html

ところで、帰宅すると現地報告が事務局より届いておりました。
「大震災は連日アフガニスタンでも報ぜられ、職員・作業員ともども、わが事のように悼み、日本に同情を寄せてくれました。皆、災害の様子をつぶさに知っていて、こちらでも驚くほどでした。モスクでは「新年の祝日(アフガンでは春分の日が元旦)でもめでたく言うな」と、自ら喪に服するような説教が行われ、地域長老会や行政の役人も次々に弔意を伝えに来ました。義援金を募ろうとした職員も居ました。」
勝手に転載すると怒られるので、怒られたら太字部分は消しますが、
これが写真展に展示されている現地事業の現場での、今回の震災への反応のようです。
30年、いつも国難の中に身を置かざる得なかったアフガニスタンの人々の心は温かい。