都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

被災地雑感その3 福島県南相馬市にて

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4月16日土曜日朝9時の南相馬市原町区の街角。
人影がありませんが、それでも人口の半分近い3万人程度は戻って来ているとか。
津波の被害がない地域は、被災地を感じさせない普通の街並みでした。
阪神淡路大震災を見たクマとしては、地震の被災地ともなれば、
あの時のように、どの建物も内臓破裂を起こしたような倒壊の仕方をしてるのや思いきや、
意外とそうでもないのですね。
都市直下型と海溝型、地震の種類の違いによるのでしょうか?
よく考えれば、今回は揺れで倒壊した高速道路ってのは無かったですね。
もちろん、専門家が見ればまた違うのかもしれませんが。
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こちらは津波の直撃を受けた南相馬市のある地域。
見渡す限り何もありません。
何もない荒地というのは、アフガニスタンで見たことはありますが、
これを日本で見ることになるとは・・・・・。
写真奥。道路上にかすかにアスファルトの舗装部分が残ってますが・・・・、
津波は道路の表面、舗装部分も剥ぎ取ったのでしょうか。
どこまで執拗に破壊していけば気が済むのか・・・・。
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これは南相馬市国道6号線沿いにある農地だったと思われる土地。
海岸からかなり離れているはずなのに、農地にいろんなものが散乱して船が引っくり返っています。
この国道沿いはこんな感じです。
クマなどが、これについてどうこう書く事ではないので、今日のところはこれでオシマイ。