都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

#地震

20年目の非日常

書くといいつつ.、年単位で放置・・・ やはり、子ども二人できると、ブログまで手が回りません。 長男2歳、長女8ヶ月。 二人とも赤ちゃん街道を爆走中です。 障害児支援の仕事をしつつ、夏には関西きんじょすくいの会の保養キャンプ。 よくよく続けられてい…

今年の1.17雑感

今年も1.17がやってきました。 17年目です。 今年の1.17は今までとは違いました。 3.11とセットで語られる1.17は初めてのこと。 これからもそうなるでしょうね。 実はあまり納得いってなかったりもしますが。 だって、津波も原発事故もなか…

そろっと再開。

先日、神戸で昭和な香りがプンプンする喫茶店に入る事がありました。 狭い店内。 店内の会話は全部丸聞こえです。 なんとはなしに耳に入ってきた声の主は腰の曲がったお婆さんでした。 会話に曰く、 「震災の時に、家が潰れて、避難所からポーアイ(ポートア…

被災地雑感その6 遅い遅い復旧

「谷地」という言葉を御存知でしょうか。 手元の辞書では東日本で低湿地のことを指して言う言葉だそうです。 ですので、関西ではあまり聞かない言葉です。 北上町の郷土史をみると、いくつか谷地という言葉が見られます。 近世、仙台藩ではこの谷地での新田…

被災地雑感その3 福島県南相馬市にて

4月16日土曜日朝9時の南相馬市原町区の街角。 人影がありませんが、それでも人口の半分近い3万人程度は戻って来ているとか。 津波の被害がない地域は、被災地を感じさせない普通の街並みでした。 阪神淡路大震災を見たクマとしては、地震の被災地ともなれ…

なんとなく向こうの国を思い出す

ここ最近思うのは、アフガニスタンの方が平和だったなーと。 静岡で震度6の地震があった日は、本気でそう感じました。 アフガニスタンも地震国ですが、海がないので津波は来ないし、原発ないし。 アフガニスタンの人は銃には慣れっこですが、 我々日本人はも…

疲れは敵だ

アフガニスタンのカンダハル市長が5万ドルの義援金というニュースに、 ツィッターでは「感謝する」や「感動した」という書き込みが乱れ飛んでます。 で、戦乱続く、旱魃も続く、貧困層もたくさんいるあっちの国でものんびりといつも昼寝します。 被災地の皆…

15年前の非日常⑤

今日で15年経った。 5年前の10年目の時は、知り合いに誘われて須磨の鷹取から中央区の東遊園地まで歩くという イベントに参加した。(半日以上歩く距離) いまでも、震災モニュメントウォークとかやってるんだろうか。 いろんな団体が10年という節目で…

15年前の非日常④

関西電力のCMで、震災をテーマにしたモノがあります。 アンジェラ・アキの「15歳の君へ」を上手く使ったCMです。 http://www.youtube.com/watch?v=gzZt2zrJXug 仕方ないとはいえ、いまや高校生ぐらいまでの人には震災の話は通じないんですよね~ 案外…

15年前の非日常②

新聞紙を埋め尽くす人名。 震災直後の新聞は、公表された死亡者一覧が埋め尽くした。 ほんの数年前まで、机を並べた友人たちが載ってないことに安堵する日が続いた。 ボランティアという言葉が、世間的に認知されたのは、震災がきっかけらしい。 今も少し後…

15年前の非日常①

中学一年の三学期というのは、小学生気分からようやく中学生らしくもなり、 最初の一年間の終わりが見え、やれやれと思っている頃だったのだろうか? もうよくは憶えていない。なにぶん、15年も前のことだ。 どうでもいい日常に、ウンザリだったかもしれな…

15年目が近付いています

震災から15年 「神戸新聞の100日」ドラマ化 http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0002446357.shtml そういう季節が、近づいて来ました。 家が壊れたわけじゃないし、避難所生活もしていませんが、 震災前に阪神間に住んでいたし、身内に亡くなった人も…