都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

ゲリラ以外も愛用する日本車 ハイエース・トラック編

昨日に引き続き車の話です。
今日はハイラックス以外の日本車を御紹介。
 
イメージ 1
事務所の中でも、もっとも年季の入った車だったトヨタの白いハイエース
故障なんて日常茶飯事。
スライドドアなんてまともに開かないことが普通。
この車で二度も、路上で立ち往生したことがあります。
もちろんJAFは来ません。
きっとアフガニスタンでJAFと同じような会社を作ったら儲かるかもしれません。
人も運ぶし、機材も積めます。
羊もコイツに積めますよ。もちろん生きたままで。
アフガニスタンで過積載という言葉は、警察に制限されることはありません。
なおアフガニスタンではこのタイプの車をフライングコーチの呼びます。
なにが飛んでるのかはよく分かりませんが、アフガニスタンではごく一般的で親しまれている車種です。
ハイラックスに比べて走破性で劣るかもしれませんが、人はたくさん乗せれるので職員の送迎にも使われます。
イメージ 2
 
イメージ 3
トラックですけど、いずれもトラックとは呼ばず「マツダ」と呼ばれます。
下の白い軽トラはトヨタって書いてますけど「マツダ」です。
マツダ」とはもちろん大手自動車メーカーのマツダです。
アフガニスタンではベンツのエンブレムの入った車に「TOYOTA」と書いてあったりするので、
どこまで当てにしていいものやら迷うところです。
マツダ」はNGOとは名ばかり、工務店、建設会社と密かに囁かれる元所属先には無くてはならない車です。
車体に日本の会社名が書いてありますが、あっちの中古日本車ではごく普通のことです。
ちなみに下の白マツダでも、路上で立ち往生した経験があります。
出発時からエンジンが中々かからなくて難儀したのを強引に出発したら案の定・・・・
水溜りの中で立ち往生した車を一生懸命に泥にまみれて押しました。
え?普通の外国NGOや国際機関の車両はもっとスマートだって?
残念ながら元所属先はいろんな意味で普通ではないのですよ。
しつこいですが、まだ続きます。
 
(写真はいずれも07年から08年に撮影。一番目はさすがにもう処分したかも。真ん中は現場で活躍。三番目は 事務所で活躍です。)