先日、あるアフガン関係の講演会で演壇に立っておられた方が、
自身が講演会で発表したことを、「切り取られた真実」であるという言い回しを使われました。
あまり「真実」という言葉は好かないのですが、
世の中には「自分が語ることこそ真実」だと言わんばかりの文・発言があるなかで、
そんな言い回しを使われたのには、少しばかり驚きました。
もちろん当ブログの記事内容も「切り取られた真実」でございます。
ここ数回ペシャワールについて書きましたが、滞在期間は三日間。
その間に危険なところに出くわさなかっただけで、
ひょっとしたら鈍感なクマが気付かないところで、
何かしら企んでいる人がいなかったのかと言えば、それはもう分らない世界です。
そんな方々が看板を掲げて歩いてるはずがありません。
そんなに親切なのはショッカーぐらいのモノです。
空港はもちろん市街地の至る所で、治安部隊がチェックしていたところを見ると、
まだまだ、とても治安がよくなったとは言えないでしょう。
さらに、その後、建国史上最悪と言われるほどの大洪水。
そんなに災厄を増やすことはないだろうと、天の采配はどうなっているんでしょうか。
なまじ顔見知りが向こうにいると、日本にいるのはもどかしいモノです。
今回の旅は6月27日から7月5日。
成田からドバイへ行き、ドバイを起点に移動しました。
さすが本物のハブ空港。
いくつか書きこぼしがあるので、また時々書きくわえていきたいと思います。
今回は金魚のフン状態でしたが、いつまでもフンでいる訳にもいかないので、
エラか鱗くらいにはなりたいものです。
(写真はペシャワール市内。線路の上だってバザールです)