やっぱりこういう人が出てきました。
タリバンじゃなくても、決選投票のボイコットを示唆する人が。
ラマザン・バシャルドスト元計画相。
8月の選挙で三位だった人で、カルザイ氏とアブドラ氏に隠れて目立たない人です。
弱者救済と非暴力を主張し、国会前にテントを作って生活するなど、かなり変わった人物です。
計画相という日本では聞き慣れないポストにあった人物ですが、
その名に聞覚えがあったので、クマのパソコンの中を探すとやはりありました。
この人物、計画相時代に援助資金の横領が横行する事態を正すために、
登録認可されていた全てのNGO団体の資格を取り消すことを発表し、
カルザイ大統領に拒否され辞任した人物です。計画省もその後、経済省に吸収されます。
清廉潔白な感じのする人です。こういう人もいるんですね。
日本の政治家も、見習ってほしいところです。