都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

春の足音

イメージ 1

イメージ 2

ジャララバードは避暑地ならぬ、避寒地として知られる。
高地にあるカブールより、冬はしのぎやすい。
ただし、夏は耐え難い。
2月も半ばを過ぎれば、昼間は暖かくなる。
ジャララバード事務所の屋上。
ポカポカの陽気は、読書に最適であり、昼寝を誘う。
水タンクから漏れ出た水により、菜の花と思しき植物が花を咲かせる。
敷地内でバレーボールが始まるのも、寒くもなく、熱くもないこの時期だった。
でも、それはジャララバードの街の中の話。
北方、ガンベリー砂漠。
昼間のそこは、すでに熱かった。
さすが、砂漠。
砂漠の名は伊達じゃない。

(写真は08年2月に撮影。上はジャララバード事務所の屋上。下はガンベリー砂漠。
砂漠のはるか向こうに雪化粧した山々があるが、砂漠はすでに熱い。
わざわざ、この写真に「2月だけど熱い」と題していた。)