都鄙往還雑考

宝塚の山の中と街をいったりきたり 2022年12月よりブログタイトルを変更しています。それ以前の記事は順次整理していきます。

金魚のフンなクマ④釣り人たち

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海にしろ、河にしろ、どこにだって釣り人はいるようです。
ここの釣り人は、竿を使わず、釣り糸・オモリ・針とエサのみ。
釣り糸を豪快に振り回しての投げ釣りのようです。
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エサはイカのようです。
にしても、針が大きい。
いったい、ここで何が釣れるのか。
気にはなりますが、それを待ってたら焼け死にそうでした。
しかも、すでに気まずい空気を作る会話をしてまして・・・・
 
釣り人「どこから来た?」
クマ「日本だ。あんたは?」
釣り人「オレはパキスタンだ」
クマ「おお、オレは前にペシャワールに行ったことがあるよ」
釣り人「・・・・・ ペシャワール イズ ノーグッド」
クマ「ほえ?」
釣り人「オレはラホールから来たんだ。いいか、ペシャワールってのはな・・・・」
 
しばらく、英語でペシャワール非難が続きました。
パキスタン国内の地域間の仲の悪さは、なんとなく気付いてましたが、
現代の関西人が東京を嫌がる、またはその逆、以上のものがあるようで、
どうやら京の都のお公家さんが、粗野で田舎の坂東武者を差別するくらいの感触を受けます。
というわけで、逃げるように釣り人から離れます。
恥ずかしい。